【書籍レビュー!】長倉顕太『なぜ自己啓発本を読んでも成功しないのか?』
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さて、本日は『なぜ、自己啓発本を読んでも成功しないのか?』(著:長倉顕太)を読了して学びが多かったので思考整理のためにまとめていきたいなと!
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- 自己啓発本ばかり気づいたら読んでいる・・・。
- 確かに自分の人生上手くいってない気がする・・・。
- 凡人の自分でもどうしたら人生上手くいくのか知りたい・・・!
そんな方は、本書がすごく勉強になると思います!
本日紹介する書籍
圧倒的な結果を出して、今も活躍するプロデューサー!
画像:長倉顕太 公式サイト
実際に、長倉さんの主催するイベントにも参加したことのある僕なんですが、長倉さんのおっしゃることや言葉の節々に妙に説得力があるんですよね。
元々10年以上、出版社に勤める編集者であった長倉さん。その長倉さんが自己啓発本に書いてあることを徹底的に実践した結果が以下の通り。
- 年収30倍以上
- 家賃100万円以上の部屋に住む
- 海外と日本の2拠点生活
- ハワイに6億円相当のコンドミニアムを所有
などなど。今もなお、ビジネススキル、心理テクニック、会計、英語学習、ダイエットなど様々なジャンルで累計1100万部の書籍を手がけているとんでもない実績のプロデューサーさんです。笑
「できる人」や「すごい人」と同じ戦略を取らない
そんな長倉さんが最初に提唱するのは、「できる人はできる、できない人はできない」ということ。これは物事の真理であり、答えでもあると。
つまり、「できる人」=「すごい人」だと。
この人たちと同じ戦略を取ってはいけないんだ、ということ。
誰かの夢や誰かの生き方をマネしたり、その幻想の中で生きるのではダメ。それは他人の夢であり、他人が成功したストーリーですもんね・・・。
自分独自の戦略や方法で、自分自身の成功を掴み取る。
これが長倉さんの自己啓発本に踊らされず、自分自身の人生を生きていくのに大切な考え方ということです。
僕も過去に、堀江貴文さんやひろゆきさん、キングコング西野さんなど様々な自己啓発本に踊らされ続けていました。
ただ結局は、それは”他人の夢”であり、”他人のサクセスストーリー”でしかないということ。エッセンスを取り入れ、日々の生活に取り入れて行動する。この力は磨いておく必要はあるかなと!
不感症にされていく社会に生きる自分たち
「不感症人間」=自分自身の感情を抑えてしまう。周りから押し付けられたキャラクターを演じなければならない人のこと。
長倉さんは「不感症人間」になることで感覚が麻痺して、素直に自分の感覚を感じることができなくなると本書で言います。
こうなると恐ろしいのが、
- 好きなことを探そうともしない
- やりたいことを探しても見つけられない
ということ。実際、「あれが好き」「これがやりたい」などと言っている多くの人たちは行動に移すのかというとすぐには動かないのがほとんど。
例えば転職したい、会社を辞めたいと言いながらもなかなか転職・退職に移さない人。僕の周りの方でもちらほら、会社員の頃もかなりいました。やはり本気で変えたい気持ち切迫感がなければ、きっと行動に移すことは今後も難しいのではないかと感じます。
やっぱり一人じゃ難しいし、なかなか行動に移すとどうしたらいいのかわからない気持ちもわかります。でも、そのモヤモヤとしたままだと一生我慢し続ける人生になってしまうのも事実。
僕の方でも、公式LINE(LINE友達追加で、「@713giadm」と検索!)にて転職やキャリアサービスの相談も受け付けておりますし、他の記事でも書いておりますので「転職をしたいけど一歩踏み出せない」「退職したいけど、自分からどうしても言いづらい・・・」などという悩みを抱える方はこちらどうぞ。
ゴールデンウィーク明けの「五月病」仕事辞めたい方向けに対処方法を紹介します!
こんにちは。最近、また急に気温が下がったなと感じているyuuking(@yuuking_neo)です。 ゴールデンウィークが終わると、なんとなく気分が落ち込んだり、やる気が…
結局、「問い立てる力」を養うべき!
自分の人生を好きなように、自由自在に生きるために重要な力が「問い立てる力」。日本で住む多くの人が(僕も含めて)”自由になりたい”はずですよね。
ただ日本の学校教育は、もともと答えが用意されてしまっているので問い立てる力が必要なくなっている教育な事実があるのです。与えられた問いに対して、答え1つに決まっている、正解探しの教育が日本の学校教育です。
この教育を小さい頃から受けていると、「問い立てる力」がなくなるのは当然。自分の頭で考えようとならないため、そんな子供が大人になると「情報弱者」になっていく。
「情報弱者」になると、飛び交う情報に対して、自分でそもそも選択できない。さらに、目の前にやってくる情報に思考を揺さぶられ、心までも奪われてしまうのです。お金や将来の「不安情報社会」の現代で、「情報弱者」にならないように気をつけましょう・・・。
「情報弱者」を生む日本教育
長倉さんの紹介するのが、レールに乗ろうとする人たちの事例。いい学校、いい会社、女性なら20代に結婚して子供を2人くらい産んで、マイホームを買って・・・という人たちが「情報弱者」になりやすいのだと。
誤解して欲しくないのは、この生き方が悪いというワケではないということ。このレールに乗るようにと仕組まれている現実がある、ということ。
「自分自身の心の感覚を無視し続けると、一生我慢する人生。他人の作ったレールの上を生きるだけのくだらない人生になる」と長倉さんは言います。
僕もその通りだなと。それって結局、他人のつくった現実、他人のつくったレールなんですよね。
そのレールへ乗るしか選択肢がないと思い込むから、若い方が自殺に追い込まれてしまったりするのだと。
「問い立てる力」の磨き方は、どうすればいいのでしょうか。
まずはなんでもいいので「しまった!」「悔しい!」という感情が人間には大きく働きますよね。この時に「なんでそうなんだろう?」と「問い」が生まれる。すると、「じゃあ、試しにこうやって動いてみよう」「こんなふうに動いてみよう」と自力で考える力が養われます。
これの繰り返しが、自分がつくった現実が出来上がっていく。自分が答えを出したという価値と自信が生まれます。それが、自分自身の人生を自由自在に生きるということなのです。
【長倉さん直伝!】感覚を取り戻す7つの方法!
最後に”長倉さん直伝!”取り入れると、自分本来の感覚を取り戻せる7つの方法が以下の通り。
- 親と距離を取る
- いらない人間関係は手放すこと
- 自宅を引越ししてみる
- 貯金など全てのお金を使い果たしてみる
- 会社を辞めてみる
- 海外に1か月以上行ってみる
- 両極を知ること
この中でも僕個人的には、2・5・7がオススメかなと!
2の「いらない人間関係は手放すこと」では、付き合いだけの飲み会、義理で集まる同窓会、なんとなくつながっているママ友・・・など大切な判断基準は「楽しいかどうか」その人たちと会いたいと思えて、なおかつ一緒に過ごしていて「楽しい」という感覚が重要。
5の「会社を辞めること」では、辞めた瞬間に変わるし、感覚が取り戻されるのでオススメです!しかも今もそうですが、これからも日本は人手不足になる一方。辞めて後悔したとしても、いくらでも仕事はあります。離職することに恐れる必要は何一つありません。またいつでも戻ればいいだけですからね!
7の「両極を知ること」では、「カレーを食べること」を例にとりましょう。激辛と激甘の両方を食べないと、どのカレーが中辛なのかわからないですよね。
結果、両極を知らないと何も判断できません。両極を知らないから、他人の意見に左右されてしまうとも言えます。
その他にも医療の世界では「転地療法」という治療法もあるように、100キロくらい離れた地へ自宅から引越して暮らしてみる。これだけで精神面、体質面にも効果があるので精神的な病に悩む方にはオススメできます。
いかがでしたでしょうか?1つでも「実践する」、「行動する」ことこそが正常な感覚を取り戻すことができるようになります。
今回のレビューを読んで、より詳細を知りたい方は本書を読んでみることをオススメします!少し刺激的な内容となっているので、驚くことも多いかもしれませんが、その分大きな発見や雷に打たれたような衝撃を味わうこととなるかもしれません・・・!
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