フリーランスのメリット・デメリットって?年金や保険もまとめてみた!【経験談】
こんにちは。yuuking(@yuuking_neo)です。
本日はこれからフリーランスを目指す人向けに、
- フリーランスってどういう職業なの?
- フリーランスのメリットとデメリット
- 独立前にしておくべきこと
をまとめていきたいなと。
これから僕のように「フリーランスとして活動していく人」に向けて、フリーランス1か月目を経過した僕の感想も同時に述べていきます!
【参考書籍】
フリーランスってどういう職業なの?
そもそもフリーランスってどう言う職業なの?
一言で言い換えるとすれば、「個人事業主」という扱いだよ!
この個人事業主でも「自営業」や「自由業」という言い方がありますが、明確な違いがないというのが本当のところ。
僕の読んだことのある『世界一やさしいフリーランスの教科書1年生』の高田ゲンキさん曰く、自分一人で完結して、他者に「感動」を与えられる人のことと本書で紹介しています。
この投稿をInstagramで見る
圧倒的なインパクトを自分一人で生み出すことができる人、人に感動を与えられる人は、フリーランスに向いているのでしょう。
会社員の方は、会社に勤め、チームで感動を生み出しているので、どちらにせよ「感動を与えられる人間か」「自分一人でインパクトを生み出せる人間か」が大切なのかなと。
フリーランスのメリット・デメリットとは?
ここで気になるのはやっぱり、フリーランスによってどんなメリット・デメリットがあるのかということ。
フリーランスのメリット
時間や場所に縛られない
たくさんあるメリットの中でも、なんといっても「時間や場所に縛られない働き方を実現できる」これがやはり一番魅力的ですよね。
通勤がない、好きな時間に働ける、好きな場所で働ける。これはやっぱり会社員とは全然違うライフスタイルを送れていると感じます。朝目覚めて、「あー、今日も会社か。」と感じるストレスが無くなったのはかなり自分の中で大きな変化です。
仕事もプライベートも選択肢が増える
「家族や大事な人と過ごす時間が増える」であったり、自分の好きな人とより親密にお話もできますし、同じ境遇や価値観の方とたくさん意見交換やお仕事できる環境はすごく楽しいなと感じます。
ただ僕は元々、人間関係であまり悩んだり、ストレスを感じたり、ということが少なかった人間なので、人間関係が嫌でフリーランスとなったわけでは無いです。
このメリットに関しては、「人間関係であまり悩まなくなるんだな」程度でいいと思います!
どんな職場であっても、どんなお仕事であっても、人間関係は大切です。
自分自身が”最終決定権者”
フリーランスは、自分の能力を活かすも殺すも全て自分次第。会社員であれば、最終決定権者は社長や自分の上司ですが、一度フリーランスとなると、自分自身が”最終決定権者”です。
お仕事に対する結果が全て自分に来るので、その分僕は納得ができて、後悔が残りづらいなと。
さらに、例えば会社員であると、会社の看板を使った上で、大きな失敗が昇進や昇給などキャリアに影響してしまいます。しかも、失敗の記録が半永久的に社内に残り続けてしまいます。
「会社員は成功を狙いどんどん挑戦というよりも、どれだけリスクヘッジをして、失敗しないようにしていくか」を考えていく必要もあるとおっしゃる方もいます。
失敗を恐れずどんどん新しいコトヘ挑戦したい人は、やっぱりフリーランスが合っているのかなと。
フリーランスのデメリット
仕事、生活、全てのことが自己責任となる
確定申告面倒くさいとはよく聞きますが、フリーランスはとにかく仕事、生活、全てのことが自己責任となります。雑務や経理の面倒を会社はもう見てくれません。
毎年の確定申告は、税理士さんに代行してもらったり、freeeとマネーフォワードなど会計ソフトを導入する外部に依頼して、工夫していきたいですね。
そして、2023年10月1日から開始される新たな制度「インボイス制度」の理解も必要です。詳しくはこちらから。
お金や老後に関する不安が多い
フリーランスといえば、「収入不安定」「ボーナス無し」は承知の上で働きます。よって、覚悟を求められます。
ここをいかに、悲観的に安定を求めず、楽観的かつ逆境を楽しんだりバネにして負けず嫌いを発揮できるか。メンタルコントロールもとても重要でしょう。
社会的信用が低い
収入が不安定な上、やはりフリーランスは社会的信用が低いです。よって、クレジットカードが作りづらく、住宅ローンも組みにくいのは確かです。
マイホームや車をローンで組んで購入したい、と言うライフプランがある人は慎重に検討する方が良さそうです。
老後がシンプルに心配
会社員のように、厚生年金もなく、定年を迎えて稼ぎ続けられるのか確証も勿論ありません。ただ現在は、終身雇用制度、退職金制度のある企業の方が珍しくなってきています。
この点はフリーランスのデメリット、というよりは日本全体の働き方としての課題かもしれません。
孤独になりやすい
特に駆け出しフリーランスや独立したばかりに起きやすい問題かなと感じます。不安定さや孤独が自分を成長させるをメンタルを保つのも大切ですが、時には家族や友人、フリーランス同士の人と会う。
各地で行われているコミュニティーやイベントに顔を出してみるなど、やはり人と関わりを持っておくと孤独や不安も和らぎますし、新たなビジネスのヒントになったりもします。
無知や間違いを指摘してくれる人がいない
先程の全て自己責任と述べたところと似ていますが、フリーランスは自分が最終決定権者がゆえに自分の無知や間違いがそのまま反映されてしまいます。
この点で自分の信頼する方からのフィードバックや意見は素直に受け止め、さらに自分としてとにかく日々淡々と勉強することが大切です。
独立前にしておくべきこと
やはり、フリーランスとなると決めても独立前に準備しておくといいことはたくさんあります。例えば、税金、年金や保険関係の手続きは切ってもきれない手続き・・・。
順にお伝えしていきます!
なぜフリーランスになりたいのか、もう一度整理しておく
フリーランスになる上で、情報収集を行うことも大切ですが、やはり「なぜ自分はフリーランスになる必要があるのか?」という自分の内側の動機を探っておく必要があります。
例えば、場所や時間に縛られずに働きたい、好きな仕事、得意な仕事を仕事にしたい、1億円以上稼いでみたい、有名になりたい目立ちたいなど、なんでもいいので素直な願望をリストアップしておくことをオススメします。
さらに、「〜したくない」リストも作っておきましょう。例えば、満員電車に一生乗りたくない、人と関わって仕事したくない、などです。
この「〜したい」「〜したくない」リストを作成して、自分の将来的なビジョンを明確にして、志望職種を絞り込んでいきましょう。
開業届、青色申告承認申請書
開業したら、罰則は特に無いですが開業届を提出しておくことをオススメします。提出期限は、開業から1か月です。
最寄りの税務署に行って、忘れず提出しておきましょう!
また、青色申告承認申請書も、確定申告する際に税務署に提出する書類です。こちらの提出期限は、2か月です。フリーランスには圧倒的にメリットが大きい「青色申告」を利用するために、この2点は税務署にきちんと提出しておきましょう。
現在はオンラインでも申告は可能なので、気になる方はこちらも利用するといいかと!
青色申告承認申請書も作成できる!【マネーフォワード クラウド開業届】
健康保険
会社員だった人は退職と同時に、社会保険が切れるので、退職後すぐに健康保険に加入しましょう。
フリーランスの健康保険と言えば、国民保険が一般的です。ただ、国民健康保険は条件によっては割高になる場合があるので、国保が安い自治体を調べるなど対策はしておきましょう。
国民年金
フリーランスになる時点で、自分で国民保険に加入しないといけません。会社員だった人は、厚生年金からの切り替えになります。
健康保険と違い、国民年金は他の選択肢はありません。会社員は、国民年金に加えて、老齢厚生年金と厚生年金基金などあるため、フリーランスより年金を貰える額が多いです。
そのため、フリーランスになる場合で国民年金基金や積立NISAやiDeCoを検討するのも手です。
活動拠点決めよう
フリーランスは場所や時間に縛られないため、活動拠点を自分で決定することができます。自分で選んだ職種がリモート可能なのか、リモート不可能なのかを考えて活動拠点を選択していきましょう!
チェックポイントは
- リモートワークが可能か
- 都心か地方か
- 賃貸やシェアハウスを借りるのか
- 住まいのサブスクサービスを使うのか
- コワーキングスペースを借りるのか
かなと。今は多種多様な働き方に加えて、住まいのサブスクも発展してきているので、利用することも選択肢の一つとして考えておくと幅が広がります!
在宅ワークの方必見!アドレスホッパーと多拠点生活のメリット・デメリット・注意点完全解説!
こんにちは。yuuking(@yuuking_neo)です。 本日は在宅ワークやテレワークの方必見! アドレスホッパーや多拠点生活ってどんな人のこと? どんな生活を送っている…
これからの時代は”1億総フリーランス時代”
世の中の「労働は週に5日、1日に8時間以上働くものだ」という常識から解放され、自分のペースで自分の好きなこと、やりたいことをお仕事にできるフリーランスという働き方は非常に魅力的な反面、意識しておいて欲しいこともあります。
- 稼げても無駄な浪費はせず貯金する
- 時代の変化に合わせて、日々勉強し、感覚を磨く
- 歳をとっても元気に働けるように、健康面には日々気をつける
- 好きなタイミングでいつでも働けるため、意識的に休むようにする
健康あっての、仕事です。終身雇用制度、年功序列制度の崩壊しつつある変化の激しい時代で、一人ひとりが「フリーランスになれるスキル」を持っておくべきだと僕は感じます。
不安定な時代に、フリーランスという働き方は柔軟性や多様性を磨きながら、時代の変化を乗り越えていける働き方だと言えます。
【参考書籍】