【書類選考で落ちる】20代30代転職経験ゼロの人が書いてしまうダメな「職務経歴書」
こんにちは。yuuking(@yuuking_neo)です!
応募する企業へ提出する最初に取りかかる主な書類と言えば、「履歴書・職務経歴書」ですよね。
というわけで今回は、
- まだ一度も転職活動をしたことがない
- 転職活動で希望する企業に応募しても、書類選考に通らない
- しっかり作ったのに、なぜ落ちるのかわからない
という方必見!
現在、”20代で正社員転職5回、アルバイト経験9社”ある僕からすると、結構皆さんが気づいていない重要な点がいくつかあるので、今回解説していこうかなと。
書類選考がなかなか通らないと、気が滅入ってしまうこともありますよね・・・。
書類選考の中でも特に「職務経歴書」に関して、落とし穴や書き方を解説していきます!
「職務経歴書」の気づかない落とし穴
「ライフワーク」発見の第一歩は、自分の「好き」を探すこと。
そして、次にやるべきことは、自身の「キャリアの棚卸し」です。
これ、かなり大切です!!
「好きを仕事に」するためには、その仕事に必要な能力やスキルがあることが求められます。それを示していくのが、「職務経歴書」ですよね。
もし「アルバイト面接で履歴書は書いたことあるけれど、職務経歴書は書いたことがない」という方はこの機会に「職務経歴書」を書いてみてください!
ただし!ここで注意点があります。
と記載しないことです。
もしこれをそのまま出すと、書類選考の通過率がガクンと落ちること間違いなしだからです。
では、なぜだと思いますか?
それは「○年次長、○年課長、○年部長」というように、職務経歴書にありとあらゆる肩書を書き連ねている人は、いの一番に企業から敬遠されるからです。
なぜならこのような経歴書は自分以外の「看板」を示しているにすぎず、当の本人の姿は何も語っていないに等しいからです。
- 自分がなぜそのポジションに就いたのか
- 自分がその結果、どういう結果を出したのか
肩書きだけではなく、一つの自分の物語(ストーリー)を語りましょう!
もしこの時点で
- 職務経歴書書けているけど、どこが悪いのか自分でわからない
- 実際に自分の職務履歴書や履歴書を添削してもらいたい!
という方は、「第二新卒エージェントneo」・「ポジウィルキャリア」など、やはりプロに頼むのもおすすめなのかなと。
その方が最短距離でなりたい自分を見つけることができますし、何が悪かったのかをきちんとプロの目でフィードバックしてもらうことで、自分一人だけではなかった第三者の視点を入れてもらい、内定を勝ち取ることができる思います!
「ミッション」・「ストーリー」・「貢献」の3つを意識して、言語化しよう!
ところで、理想的な「職務経歴書」とはどういうものでしょうか?
それは関わってきた仕事の「役割(ミッション)」や「物語(ストーリー)」を語れること。仕事において自分がどんな具体的に「貢献」をしてきたかを語っているものです。
例えば、上司から与えられたタスクやToDoリストだけをこなしてきただけの人は、この「ミッション」・「ストーリー」・「貢献」を語ることができません。
全体像を把握することも想像することもなく、ただ目の前の「作業」をこなしてきただけであることが、「職務経歴書」から透けて見えてくるのです。
自分の言葉で「言語化」していきましょう!
採用担当者は職務経歴書の奥を見抜こうとする
当然のことながら、「会社としての業績」や「部署としての成果」=「その人の価値」ではありません。
大勢が仕事に携わる組織での“華々しい成果”を披露されても、その人がどれだけ貢献したかは見えてきません。
企業の採用担当者も、
本当にこの人が大きな実績を果たしてきたならば、企業はその人を引き留めるはず。当人にしても、なにも実力を発揮できている会社から転職する必要はないはずだ。
下手をすればそんな勘繰りもされるかもしれません。
そうならないためには、「その組織の、どういう立場で、どんな役割を果たし、それがどういう結果に結び付いたか」のストーリーをきちんと言語化する必要があります。
ストーリーは必ずしも華々しい成功エピソードで彩られていなくても大丈夫です!
なんだったら例えば、僕のように「ブロガーで独立を目指したけど、失敗した」、「趣味を仕事にしたいと思っていたが、その業務を経験しているうちに気持ちが変わった」という失敗談であっても、そこに明確な意思と意欲さえあれば、採用者は納得して下さいます。
大切なのは、その“失敗”から何を学んだか。その学びを次にどう活かしたいのか。その知見はこの企業でどう役立つのか。
そうした深いところを、採用者は見極めたいのです。
自力で学ぶも良し、サービスを使うも良しです!
肩書を失ったとき、あなたに残る実力はあるか?
例えば、フリーランスとなれば、自ら課題を見つけ、解決していく力がより強く求められます。
それと同じく、会社員にもその組織が何を望んでいるのか、時には言語化できない要望までをも察知して、提案していく機転や想像力が求められているのです。
大きな組織では、上司から「これをやってくれ」とToDoリストを渡され、それをこなしているだけでも“仕事”はできるかもしれません。
ただ、日本の421万企業のうちなんと、”99.7%”は中小企業です(経済産業省より)
と考えると、「口を開けて餌を待っているヒナ状態の人はいらない」。
いわゆる「指示待ち人間」はお断りとされているのが企業にとっての本音であり、目の前の応募者が、「ヒナ」なのか、「独立したフリーランス」なのかを、採用者は見極めようと目を凝らしているのです。
組織の仕組みがよくつくられていればいるほど、誰もがいっぱしの仕事をできているような錯覚にも陥ります。大企業の看板や肩書さえあれば、「会いたい」と言って断られることもないでしょう。企業名を出すだけで、相手は恭しくあなたをもてなしてくれるかもしれません。
でも、それはあなた個人の実力ではありません。
- 組織の看板や肩書を全て失ったあなたには、何が残るでしょうか
- 「○○会社の○○部長」の名刺を失ったあなたに会おうとする人はいるでしょうか
- あなたに仕事を任せようという人は、どれだけいるでしょうか
厳しい言い方になりますが、「企業に頼らず独立独歩で生きていく働き方」とはそういうことです。
自ら考える力がとにかく重要です!!
スキルの可視化が不安を和らげる
ここまで見て、もし自身の「職務経歴書」をしっかり書いたことがないならば、まず自身の「今まで行ってきたスキルの棚卸し」から始めてみてください!
- 自分は何ができて
- 何が好きで
- 何が不得意なのか
それを知ることは、実は「安心や自信」に繋がります。
「自分は転職なんてできない」と不安を抱いている間は、見えない幽霊と戦っているようなもの。
その不安が可視化されれば、次の対策も立てられます。
「とは言っても、自分一人じゃできないよ・・・。」という方は、僕も以前使っていたことはありますが、「第二新卒エージェントneo」・「ポジウィルキャリア」など、プロに頼んでサポートしてもらうのも一つの選択肢だと思います!
やっぱり、なんだかんだで一人で行うと、これが面接官の目線でいいのか悪いのかわからなくなってしまうので、”客観視してもらう”こと、”新しい視点を入れてもらう”ことは必要です!
「キャリアの棚卸し」は、やっぱり5W1Hで!
よく言われていることですが、おさらいです。
やはりまずは、「5W1H」を意識して、「いつ・どこで・誰と・何のプロジェクトを、なぜ、どのように」遂行したのか、書き出してみてください。
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(だれと)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
その過程で、「意外と俺は何もしていなかったな」となるのか、「意外と重要なポジションを担っていたのではないか」と気づくか、それはドキドキする時間でもあります。
もしかすると、「自分はスキルがない……」ことに気づくのが怖いという人もいるかもしれません。でも、ここで自分と向き合う時間をつくることが、重要なスタート地点になります。
もし今何もないように感じたとしても、企業に何年も勤めている方であれば、きっと何かしら、役立つスキルを誰しも持っているはずです!
周囲の人や転職エージェントの方々に、客観的な意見ももらいながら、ぜひあなただけの「職務経歴書」を作成してみてください!
20代は企業に所属しながら学ぶ
「人生100年時代」。20代にはどのような働き方がベストか、30代は、40代では、50代以降は、どうなのか。皆さん、当然考えると思います。
僕も常に考え続けて、挑戦・失敗の繰り返しです!
僕のような”変わり者”でない方へ向けたアドバイスとして、やっぱりまず20代は、企業に所属することをお勧めします。
面白くないアドバイスで、すみません。笑
「フリーランス」「多拠点生活」「独立・起業」など様々、挑戦することへの魅力を述べてきた私ですが、新社会人としての第一歩目からフリーランスは、さすがにハードルが高いのかなと。
僕の周りにいる友人や尊敬している方々からお話を聞いても、最初から志したけど、実力を蓄えるために会社員に戻った。「安定した生活」が自分には合っていた。
などおっしゃいます。よほど孫正義さんや堀江貴文さんのように、人とは並外れた実力があったり、知名度があったり、天才的な技術があったりと、傑出した能力があれば別ですが、最初は企業という”絶好の学びの場”を大いに活用することがやはりいいのかなと。
特に「B to B」を対象にしたフリーランスの働き方を歩みたい場合、専門分野の知見はもちろんのこと、組織内での働き方・企業文化の理解も欠かせません。
20代は「企業の採用意欲が一番大きい貴重な時期」です。
この年代ならではの”若さの特権”!!
この最強のアドバンテージを大いに活用して、ビジネススキルの基礎を身に付けてください。
「仕事」のイロハが身に付いたら、得意領域を伸ばし、将来のフリーランス化も視野に入れながら、ビジネスパーソンとしての「人生100年時代」を思い描いてもいいのかなと個人的には思います。
ただ、僕のように挑戦したい時に挑戦したいんだ!!
という方は僕は止めません。笑
自己責任・自己判断で、自分の人生を謳歌するために、決断して欲しいなと思います。
その中で今後、「しっかりと自分のキャリアに関して相談したい!」という方は、内定後だけでなく、入社後まできちんとサポートしてくれる「第二新卒エージェントneo」や「ポジウィルキャリア」など、実際にプロの方から客観視してもらうのもおすすめです!
紹介されている求人も、ブラック企業を除外して、優良企業のみで安心できますし、過去の経験や学校での過ごし方、部活動、客観視した性格や考え方をヒヤリング、履歴書や職務経歴書の添削も行なってくれます!
できれば、30代までには、一度社外に飛び出してみよう!
30代では、独立に向けての最初の一歩を踏み出すことを推奨します。
副業、兼業、転職、独立フリーランス、ボランティアなど、いろいろな選択肢が見えてくる頃なのかなと。
この年代で一度は慣れ親しんだ組織を飛び出し、外の世界を見ておくことが、20年後、30年後、長期スパンで人生を考えた時に大いに生きてくるのかなと。
逆に言うと、30代で転職や独立などに一度も挑戦をしていないと、40代以降、さらに腰が重くなり行動することすらできなくなる、と個人的には感じます。
偉そうですが、ここはよーく肝に銘じて欲しいです。
仮に20代や30代で、転職や独立に挑戦して、失敗したとしても保証はできませんが何とかなるかなと。
20代30代のうちであれば、まだまだ転職市場は引くて数多なウェルカム状態ですし、現に僕の人生が今そうなっていますからね。
もちろん、古巣の会社に戻る、転職エージェント頼ってマンツーマンで進めていくなどの選択肢だってあると思います。
20代30代はとにかく「挑戦」していきましょう!!